Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

【高いだけはある】Suhr Koko Boost これは手放せない

高品質クリーンブースター

 Marshall、特にJCM800とか900とかでHR/HM系ですともう少し歪みが欲しいとか粘りが欲しいとか思うときがあります。通常はそういう時にオーバードライブなどをブースターとして入れてアンプをプッシュします。

 そんな時にオーバードライブの代わりに挟むのがクリーンブースター。クリーンブースターの名前の通り歪み成分はありません。単純にボリュームが上がり、アンプが元気になるというか普通のMarshallが高級アンプのような感じになります。
 オーバードライブをブースターとして入れる場合との違いはノイズが乗らないこと。

 ここ3年くらい手放せないのがSuhr Koko Boost。

癖になるミッドブースト

 普通のクリーンブースターとしても低ノイズで良いのですが、癖になるのがMid Boost。
これのために買ったと言っても過言ではない、というか常にMid Boost踏みっぱなしに。

 このミッドブーストが良い音出します。これを踏むだけでギターもアンプの一回り高級になった感じ。
 
 つまみは2つ。Boostはブーストする音量を、MidはMid Boostのブーストを指定します。
イメージ的にはBoostで全体のアップ量を指定する感じなので、BoostをゼロにしているとMidをあげてもブーストされません。

 ミッドブースト時にポイントになるのが真ん中のFreqスイッチ。
  左:自然な感じのミッドブースト
  真ん中:ハイよりのミッドブースト
  右:ローよりのミッドブースト
 なイメージで音が変わります。


 これはギターによって変えます。シングルコイルであれば右にすると音に太さが出ます。ハムバッカー系で右にするとアンプのセッティングによってはブーミーになりがちなので左にするとかアンプのEQでローを絞るとか。


(ハムバッカーだとこんなセッティング)


実際に弾いてみると

 ローノイズでストレスないです。

 例えばストラトでHR/HMをやる時にオーバードライブペダルを入れるとそれなりにノイズが大きくなりますがこれであればストレスなく音にツヤが出ます。

 特にオーバードライブとしてDOD Overdrive Preamp/250なんかを入れるとちょっとトレブリー気味になって耳が痛い感じになりがちですが、こちらであれば自然に音が太くなります。
(ストラトだとこんなセッティング)

 基本的にMid Boostで踏みっぱなし。ただのクリーンブースターであれば他にも候補はいくつもありますが、Koko BoostのMid Boostは他にはない気持ちの良い音が出ます。

バッファー

 内部のディップスイッチでバッファーのあり、なしを選ぶことができます。このバッファーも自然な感じで音にツヤを出すのでとても重宝。
 ブースターという性質上、ギターの直後に入れる場合が多いので、特にブースターのバッファーが自然であるというのが重要です。

18V電源

 電源ですが18Vに対応しています。18Vのアダプターがある方は18Vで動作させると音に立体感が増します。正直なところ自己満足程度の変化なのですが18Vのアダプターが手元にある方は繋いでみると気分的には気持ちよく弾けます。

ちょっと注意

 ミッドブーストさせた時のドライブサウンドは秀逸で他には出せないくせになる音です。ほぼ踏みっぱなしです。
 足で踏み替える方やソロだけブースターを踏む方は問題ないのですが、常に踏みっぱなしの方はギターのボリュームを落としてクリーンサウンドにする機会が多い場合にはちょっと注意が必要です。ブースターなので当たり前なのですが、セッティングにもよりますが出力が底上げされるのでボリューム絞ってもなかなかクリーンになりにくいです。

総評として

 高いだけはあります。使ったら癖になります。


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